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 H28  中学生が巡視船乗組員を体験

   

 小樽海上保安部では、5月25日(水)から6月2日(木)までの約1週間に小樽市と札幌市の中学校5校82名に対する職場体験を行いました。
 中学校では総合的な学習一つとして、5月から6月にかけて宿泊研修中に官公庁・企業を生徒が自ら訪問し、様々な仕事を体験する職場体験が行われており、小樽海上保安部にもこの時期、5校から職場体験の依頼があり、所属する船艇5隻をフル活動させて全校からの依頼を受け、小樽港停泊中の巡視船船内見学やロープワク体験を行いました。
 訪れる中学生たちはみんな、巡視船内の見学は初めてで、通路の狭さや急な階段に驚きの声が聞こえてきて、船橋では舵輪やレー ダなどの航海機器を見学したほか、航海士業務体験として双眼鏡を使った見張りを体験し、双眼鏡で小樽港外を眺め「波が見える!」「でかい船の窓もみえる!」と興奮ぎみでした。
 船内見学のほか、ロープワク体験では、はじめ上手に結べなかった生徒も海上保安官の丁寧な説明と若い生徒の吸収力でみんな結ぶことが出来るようになりました 。
 職場体験の終わりには生徒から仕事内容などについて質問 があり、巡視船の仕事などに ついて答え、併せて海上保安大学校と海上保安学校の紹介を行い、未来の海上保安官にし っかりと学生募集活動も行いました 。
 今後もこのような職場体験に協力し、生徒たちの見識が広がるよう、海上保安庁を知ってもらえるよう活動していき ます。